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    • 2014/4/15 19:21
    • 「牛の首」続きの続き
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    •  A村の人々は真実が暴露されるのを恐れ、B村を出た4人を捕らえ、真実を知っているにも関わらず、B村の4人に全ての罪をかぶせ、私刑(リンチ)し、見せしめに4人の首をはね、さらし首にしたのです。

      一緒に牛の生首を並べたのには、「4人が牛殺しの犯人である」という意味(もちろんデマカセではあるが)と、「真実を口外すれば同じ目にあうぞ」という脅しの意味がありました。

      この見せしめの効果は大きく、B村の人々はもちろん、A村の人々自身も「この出来事を人に話せば殺される」と恐れ、あまりの恐怖にこの事件については誰も一言も話そうとはしなくなりました。

      ふたつの村の間で起きたこの出来事は全て村人たちの記憶の奥深くに隠され、故意に忘れさられ、土蔵に閉じ込められた男と一緒にその存在自体を無にされたのです。

      ---
      これが私の聞いた話です。

      これが果たして実話なのか何処の話なのかは知りません。

       ひいじいちゃんももう居ないので今となっては知りようがありません。

      もちろんひいじいちゃんに聞いたのは十何年も前で、記憶も断片的ではありましたが、なるべくストーリーとして読めるようにまとめてみたつもりです。

      この話を聞いたときはスゴイ嫌な感じがしました。

      なんでこんな話を聞かされたのかも覚えてません。
      ひいじいちゃん、ちょっとボケてたのかも。
      年月が経って、自分の記憶の中でいくらか話を書き換えてるところもあるかもしれません。

      正確ではないところは許してください。ごめんなさい。

      だけど、「さんこにしいな。ほたえるな。わえおとろしい。あたまあらうのおとろしい。いね。いね。」 という男の言葉だけは変に覚えていました。意味は未だに分からないけど。

      「牛の首」と違って、「あまりの恐怖に聞いた人が死ぬ」「話した人には呪いが」なんていう怪談的な要素はありませんが、「この真実を他言すると殺される」という村人たちの恐れが現代まで残って、「聞くと死ぬ」という風に形を変えたと考えると、案外これが元ネタなのかもしれません。

      といっても「牛の首」の話自体をちゃんと聞いたことがないのでなんとも言えませんが。

      <了>

      ■都市伝説@2ch34-6 より転載

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