白米▲さんとモバ友になろう!
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- 2011/3/15 20:58
- 被災の最中
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東北関東大震災から数日が経過し、様々な被害が明らかになってきました。
テレビニュースで、やっと電話が繋がったり、伝言板によって、家族や仲間の安否確認が取れた方々を見て、込み上げてくるものがあります。
被災者の方々には、一人でも無事であって欲しい、少しでも救援物資が届いて欲しい、そう願って日々を過ごしています。
壊滅的な被害を受けた被災地で、救援や支援が急がれる中で、私に出来る事は、節電と募金ぐらいしか無いのか、と嘆いています。
私は、小売業に従事する一員として、申し上げたい事があります。
壊滅的な被害を受けていない地域では、食料品や消耗品の買いだめを、しないようにして下さい。
皆が買いだめをしなければ、商品の供給は、間に合う可能性が高いです。
計画停電や断水が行われる予定があり、それらによる不安から、食料品や消耗品を買いだめしたくなる気持ちも、判らなくはないですが、被害が比較的大きくない関東地方などの地域では、買いだめをすると、余計に混乱を招いてしまいます。
買いだめをする人達が増えると、ある程度通常の生活が出来る人に商品が行き渡りにくくなります。
また、メーカー、配送業者、小売店なども混乱し、需要と供給のバランスが一気に崩れてしまいます。
はっきり言って、「必ず、商品を入荷出来ます」と、約束は出来ません。
しかし、全ての商品が、入荷出来ない、と言う事は、まずありません。
壊滅的な被害を受けて、未だに連絡も取れていない、生死の確認も取れていない被災者も居る中で、私達はちょっとぐらいの我慢なら、出来るのではないでしょうか。
本当に、その買いだめは必要ですか?
本当に、いつもの商品でなければダメですか?
同じような代替品は、数多くあります。
生死の境目、悲しみの最中に居る被災者より、自分の欲を満たすための買い物を、今、しますか?
よく考えれば、今私達がする事は、そんな事ではないはずです。
壊滅的被害でない地域の市場が安定していれば、支援を待ち望んでいる被災者の方々に、一つでも多く、救援物資を届けられるかもしれません。
売る側が、ここぞとばかりに値段を跳ね上げているのも、全く感心しません。
こんなに大変な時に、ある程度いつも通りの暮らしが出来ている、私達に出来る事を、一緒にやってみませんか。