ドランカー▼さんの日記

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- 2008/1/31 2:55
- 遺言
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- さていきなりですが、なんだか汚い話になりますけどね
  昨日の夜のことでございますよ。
  トイレに入って、まぁウンコ的なものをするじゃないですか。で、普通にトイレットペーパーを使ったわけなんですけども、昨夜の俺、ここで人生を見つめ直すほどのありがたい教えをいただきました。
  　
  ちょうどペーパーがきれたので新しいロールを補充しようと座ったまま棚に手を伸ばした時ですよ。
  　
  『毎度ありがとうございます』
  　
  目に入ったのは、使い終わったトイレットペーパーの芯に印刷されたこの一言でした。
  　
  あぁ、きちゃったわこれ…。なんて素敵で粋な小細工をしてくれるんだ！ただただそう思いました。
  　
  だってね、これから捨てられるだけの運命にあるトイレットペーパーの芯がだ、我々にありがとうございますなんて遺言を残すこと予想できますか、ねぇ奥さん。
  　
  死の直前に放たれる最後の輝きに心打たれました。
  　
  芯を手に取りながら、俺もこの精神だけは忘れちゃいけないなと下半身マッパで思いましたよ。
  　
  以前、元上司の知り合いで居酒屋のマスターが、こんなことを言ってました
  　
  『○○君、この商売も○○君の商売も謙虚さを忘れちゃ一発で転ぶ』
  　
  トイレットペーパーの芯が俺に伝えたメッセージはまさしくこれと同じ事なんだなと確信しましたね。
  自分がどんな状況に置かれても、相手がどんなに自分勝手で裏があるカスだと知っていても『ありがとうございます』が言える謙虚な姿勢を持っていなくてはならない。
  　
  彼が死ぬ前に、こんなにも当たり前で大事なことを教えてくれたのです
  ありがとうトイレットペーパー
  お前の遺言、忘れねぇわ