ちろちゃん▼さんとモバ友になろう!
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- 2011/4/16 0:26
- さよなら、おばあちゃん
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- 4月8日、いつも一緒に寝ていたおばあちゃんが亡くなりました。
亡くなる日の二日前頃から少し体調が悪く、皆で心配をしていました。
それでも病院の先生を呼ぶと髪をとかし顔にクリームを塗っておめかしをしていました。
体調不良の原因は地震の影響で目眩、不安も強かったのだと思います。
亡くなる日の朝、血圧を測るとあまり良くなかったのですが、「大丈夫、大丈夫、ありがとう、ありがとう」と言っていつものように私に栄養剤をくれました。
髪をとかし、ゴミ出しの心配をして、自分でトイレに行き…
私が仕事に出た、すぐ後の事でした。
ばあちゃんに怒られた事は覚えていません。
いつも私の事を褒めちぎって、誰にでも自慢していました。
何度も何度も自慢して褒めて褒めて、面倒な事もありましたが。
子供6人、孫16人、曾孫25人、通夜、告別式では200人以上の方が参列してくださいました。
皆が集まり、ばあちゃんの褒め癖は私にだけではなく皆にそうしていたのだと気づきました。
誰にでも「その服綺麗な色だね、いい艶してるよ、いい声だね~」と、本当に褒め上手でした。
先代の住職が亡くなり後を継いだ住職さんも、褒めて育ててくれる人だったとお話をしてくれました。
「あき」と平仮名の名前で、ばあちゃんは自分の名前が好きでは無かったのですが住職さんに新しいお名前を頂き喜んでいるように思います。
「晶」と「珠」と言う字、
水晶の様に綺麗で、珠の様に円く優しい気持ちの人だと言うお名前だそうです。
自分のお金は限りなくゼロに近づけようと使い、皆に飴やお菓子を配り歩いて、病院に行った後にカラオケに行き…
ぶっ飛んだばあちゃんでしたが、最期まで女らしく尊敬出来る存在になりました。
ばあちゃん、私の布団を畳んでくれてありがとう。
お小遣をくれてありがとう。
最期の言葉が「ありがとう」でありがとう。
90年間、お疲れ様でした。
- 4月8日、いつも一緒に寝ていたおばあちゃんが亡くなりました。