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- 2011/11/5 6:36
- 八ヶ岳南北縦走(テン泊ソロ)10/30-11/1 その4
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- 麦草ヒュッテ
・・・それは八ヶ岳縦走最大の難所
今まで何人の若者がここで縦走の夢を絶たれてきたかを思うと涙がでてくる・・
ここは北八ヶ岳と南八ヶ岳の分岐点になるが、なんと八ヶ岳はメルヘン街道という夢も希望もないアスファルトの車道で分断されているのだ!
疲れ果てた臭い体に折れかけた心・・・
容赦なく視界にはいる綺麗なヒュッテにどこまでも続く平らな道。目の前をが走り去っていく・・・。おまけにバス停まで完備
「俺、ここまで十分頑張ったよね?」っと耳許で悪魔が甘く囁く・・・。
しかも時間も微妙。ここから双子池までの標準コースレコードは5時間15分で現在時刻は2:30。ちなみに日没は5時半頃なので、2時間はヘッデン歩きになる計算。途中、エスケープは縞枯山荘と北横岳ヒュッテのみ。それも、麦草ヒュッテの人に聞くと、予約が入っている時しかやってないらしいw
問題は双子までテン場がないことだが・・。
(実は双子池ヒュッテもすでに閉鎖中w)
白駒のテン場に戻って最終日にキョリを残す案もあるが、1日数本のバス便と1時間に1本の電車で観音平まで戻ることを考えると、最終日にキョリは残したくない。
(結論)
食糧・水をもって限界までいく。それも悪魔の囁きに負けないうちに迅速に
縞枯山荘or北横岳ヒュッテが開いてればよし。閉まっていても、小屋主がいないので、最悪小屋横でテン泊ができるハズ(むしろ、それがベスト?小屋主さんゴメンナサイ)
そうと決まれば爆走するのみ!
とっとと茶臼山へ向かう。
ちなみに茶臼山・縞枯山は頂上も展望がない樹林帯で、なんか損した気分デシタ
立ち枯れた樹木をコレが縞枯現象かぁっと眺めながら通過し、予想通り日没直前に縞枯山荘に到着。
山荘は営業していたものの、予約人数分の食材と水しかないとのこと。まぁここまでくれば、最終日も楽だろうと、素泊まりを決める。
さすがに赤岳からここまでくると、日没の切なさと疲れであと2時間ヘッデン歩きをする気にはならなかった・・
その5につづく・・・
- 麦草ヒュッテ