田のかかしさんとモバ友になろう!
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- 2013/6/25 11:42
- 謎の失踪事件 その1
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- 6月20日の夜、またもや猫が帰りませんでした。隣の家の下まで探しに行くと、上で母猫の声がしたので呼んだら来ました。しばらく撫でていたら母猫を呼ぶ子猫の声が上からして、それを聞くが早いか母猫はそちらに走りました。すると子猫2匹が納屋の方から走って迎えたのがシルエットで見えました。居場所が分かったので一安心。
翌朝その場所に行くと、少し離れた場所から母猫の声だけしています。家に帰ったら、しばらくして母猫だけ帰って来ましたが、口の先端に棒のような物で叩かれたような傷があります。すぐまた隣へ行ったので、これはただ事ではないと思い、様子を見に行くことにしました。
この家は古くからある農家で、くぼ地にある広い敷地の中に大きなビニールハウスが二つ、車庫、物置がいくつか、納屋、蔵、味噌蔵、作業場、そして一番奥に大きな母屋があります。正面の入り口の坂を下って行くと、母猫は母屋に一番近いハウスの角で大声で鳴いており、杖をついたこの家のお婆さんが彼女に何か言って母屋へ戻って行きました。どうやら子猫が4匹一度にいなくなったようです。
野良猫扱いされて保健所に持って行かれたかと思い、市役所の担当部署に電話すると、「県の方に問い合わせても、近日中生後2ヶ月半の子猫4匹が1度に持ってこられたことはない」そうです。
また隣の家へ行くと、母猫は先ほどと大体同じ場所で鳴いていました。近くにいた先ほどのお婆さんに、「子猫を見なかったですか?」と尋ねると、「何日か前に2匹見て、2日ほど後に別なのを1匹見た。でも昨日は見ていない」とおっしゃいました。何か変です。最初にいなくなったのは10日前で、2回目にいなくなったのは昨日なんですから。ご高齢の方を問い詰めるわけにもいかないので、「帰るのを待ちます」と言って家に戻りました。
ほとんど飲まず食わず眠らず子を探し回っている、悲しそうな母猫の声が自宅まで聞こえてきます。たまに帰って来ると死んだように眠り、しばらくすると子猫を呼ぶ寝言を言って目を覚まし、また出かけて行きます。きっと、夢の中でも探しているのでしょう。続きは次回書きます。
- 6月20日の夜、またもや猫が帰りませんでした。隣の家の下まで探しに行くと、上で母猫の声がしたので呼んだら来ました。しばらく撫でていたら母猫を呼ぶ子猫の声が上からして、それを聞くが早いか母猫はそちらに走りました。すると子猫2匹が納屋の方から走って迎えたのがシルエットで見えました。居場所が分かったので一安心。