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    • 2017/12/28 14:39
    • ☆ハムスターの育て方☆からの転載 3
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    • 《つづき》

      ウチの部屋は全て猫達がグループ別に使っているので空きがない。
      とりあえず階段と踊り場のエリアで暮らしてもらうことにした。

      衣装ケースを買って来て、出入りする為の穴を開け、ペット用ヒーターを敷いた。

      猫用トイレも購入した。

      階段と玄関の間に脱走を防ぐ仕切りも作った。

      けっこう大掛かりなDIY作業になったが、満足いく出来になった。

      準備は整った。

      あとは冬が来るのを待ち、上手く家に招き入れる方法を考えるだけだ。

      なるべく友好的に家に入れたいと思った。

      捕獲器のような怖がらせてしまう器具は使いたくなかった。

      X'masを目標に、徐々に玄関の中に入ってくるようエサで釣る作戦でいくことにした。

      12月に入り、何回か保護にチャレンジしてみたが上手くいかなかった。

      「まぁ仕方ないよな、慌てないで気長にいこう」と思った。

      その日を境に彼女は姿を見せなくなった。

      寒さで体調を崩して動けずにいるのか、2~3日したら何事も無かったように出てくるだろうか…
      心配で落ち着かなかったが待つしかなかった。

      5日経っても彼女は現れなかった。

      そして6日目の朝、ボクが寝ていると突然外から猫の悲鳴のような鳴き声が聞こえた。

      ケンカの時の声とは違う、誰かを大声で呼ぶような悲鳴だった。

      慌てて外に出ると、あの子が玄関の前でうずくまって悲鳴をあげていた。

      初めて会った時の、あの子猫のようにうずくまっていた。

      声を掛けてみたが、悲鳴を上げるだけで逃げる様子はなかった。

      迷っている場合ではないと思い両手で抱え上げると少しだけ暴れ、手に噛み付いた。

      でも、もうボクの手を傷付ける力は無かった。

      毛布に包み、病気にかかった猫の隔離用ケージに入れて部屋をガンガンに暖めた。

      頭を撫でながら声を掛け続けた。

      しばらくすると彼女は落ち着いたのか眠り込んでしまった。

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