はむさんとモバ友になろう!
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- 2017/12/28 14:35
- ☆ハムスターの育て方☆からの転載 5
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- 《つづき》
後悔は先に立たない。
全て自分の判断と行動が遅かったことが招いた結果だ。
「まだまだ元気だから慌てなくても…」
「無理矢理に捕獲して怖い思いさせてもなぁ…」
「いま忙しいから時間に余裕がある時の方が良いかも…」
思い返せば、この子に対して言い訳を繰り返して何年も過ごしてしまった。
動物は言葉を使わないが、その命の全てを懸けて色々な事を教えてくれる。
この子が命懸けで示してくれた事を忘れてはいけない。
同じ事を繰り返してはいけないのだ。
これを読んでくれた皆さんにも思い当たることがあるのでは…と思います。
会わなければならない人がいても、なかなか時間が取れずにいたり。
伝えなければならないことがあってもタイミングを見失って、後回しにしていたり。
偉そうに語るつもりはありませんが、ボクのしてしまった過ちを読んで何か感じてもらえれば…そう思います。
あの子が旅立ったのは日付が22日に変わったばかりの時間、普段ならまだ帰宅していない時間だ。
たまたま夜のバイトが休みだったので看取ることが出来た。
そして、あの状態でどうやって歩いて来たのか想像も付かないが、最期の力を振り絞ってウチの前まで来てくれた。
大声で鳴いて気付かせてくれた。
たった1日半だったけど暖かい部屋の中で一緒に過ごせた。
ちゃんと最期を見届けられたのは運の良さと、あの子が頑張ってくれたおかげだ。
それだけは本当に良かった。
火葬して骨上げする時にお寺の人が「立派な骨ですね、骨を見るとこの子が大事に育てられたのが解ります」と言ってくれた。
苦労して外で暮らしている分、空腹でひもじい思いだけはさせたくなかったので置きエサは切らしたコトが無かった。
こんな自分でもほんの少しだけ、あの子のためになることがあったのかもしれない。
あの子は今、すでに旅立った歴代の猫達と一緒に棚の上で並んでいます。
- 《つづき》