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- 2013/7/27 18:45
- 保守新生vol62参院選総括2013夏②
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- 今回の参院選で、自民党は大幅に議席を伸ばし、連立する公明党と合わせ絶対安定多数を確保するという結果に至った。しかし、その裏で、躍進した政党がある。それは「日本共産党」だ。日本共産党といえば、過去に武闘路線をとるなど極左的革命を目指した政党で、その色が薄れた現在でも公安調査庁の監察が入るなど、依然として極左的思想を強めている政党だ。その政党がなぜ、躍進したか。それは、「他に反自民の受け皿がない」からである。三年余りの悪政を続けた民主党には、国民からの信頼を全くなくし党崩壊の危機にあり、生活の党など旧民主系野党も自民党に対する具体的な対案を出せずにいた。こうしたいわゆる「左派系野党」が無意味な政局に明け暮れるなかで、「漁夫の利」を得た形で左翼層の票は、強い左派政策を掲げる日本共産党に流れたと言えるだろう。一方で、第3局と言われるみんなの党・日本維新の会も議席は伸ばせなかった。これは、両党の選挙協力に関する政争によって反自民系保守の票は、入らず保守色を明確にした自民党へ、消去法または期待を込めて票が流れたといえ、いくら反自民層とはいえ日本共産党の躍進に影響したとは言いにくい。以上より、これからの国会では「自共対決」という構図になるのは必至だ。そしてなにより、二大政党制が変化したことだ。従来、自民・社会対決や自民・民主対決といった「議席の上での二大政党制」であったが、自民一強時代に突入した今は、「政策二大政党制」に移行したと言える。民主・旧民主系野党・みんな・維新も議席数からして弱体化の一途を辿り、明確な対決姿勢を示せないなかで、日本共産党だけが「反自民」政策が明確な共産党との政策二大政党制になったといえよう。「保守政権」が磐石となった今、保守層ならびに与党議員は日本共産党を中心とした左翼勢力に対抗しうる対案を示して、理論的に圧倒していかなければならない、政治の「新時代」に突入したともいえる。