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    • 2010/8/25 15:28
    • 写メ偽神140
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    • 「今の生物を見たか…光明寺!」
      ギルハカイダーが言った。
      「ああ…記憶にない生物だな!」
      そう言いながら見つめ直そうと見上げたが、もぅそこには、いなかった。
      「迷彩機能…カメレオン以上だな」
      「気配まで消すとは…厄介だな」
      ギルと光明寺が話している間に、橘の側頭部に赤い3つのレーザポイントが当たっていた。
      「橘…!」
      光明寺が橘を突き倒した。
      グヮンシャキィィィン…
      光明寺の腕から火花がほとばしった。
      「橘…お前は、出血姫といっしょに中にはいれ!」
      ギルは、重いドアを開け、中に入れたのだった。「僕も戦いますよ…」
      橘は、中から出ようとしたが、ギルが出させなくした。
      「橘…これを見ろ!」
      光明寺が火花がほとばしっている腕を見せた。
      「プラズマ・レーザだ…!」光明寺の腕は、ただれていた。
      「この地上で考えられる最強の合金がこのざまだ…お前の外装など、紙どころかオブラード並みだぞ!」
      「それに…お前は、生身の人間だからな…俺たちに任せて、御子を守ってやれ!」
      「それは、お前にも言えるなギル…!」
      「なっ…何を言う光明寺!」
      「生身の人間を守るのは、お前の仕事だよ…ハカイダーショットだけでは、倒せない事はわかってるはずだがな!」
      「光明寺…」
      「中に入れよギル…このドアを溶接する」
      「いいところを取りやがる…」
      そぅ言いながらギルは、中に入ろうとした…
      「ギル…!」
      「なんだ…光明寺!」
      「これを頼む…!」
      そう言うと、光明寺は胸を開き中からチップを取り出したのだった。
      「これをジローに…キカイダーに渡してくれ!」
      「たしかに…」
      ギルは、チップを受け取ると、ドアの中に入って行ったのだった。
      その時のギル・ハカイダーの目は、赤から薄ピンク色に変わっていたのを光明寺は、気が付いたのだろうか。
      光明寺は、ドアの溶接を済ますと暗い光を通さない空間を向かって言ったのだった。
      「さぁ…来るがいい!」光明寺は、戦闘モードにチェンジしたのだった。―ドアの中―
      …戦闘モードにチェンジをしたか、光明寺…
      ギルは、受け取ったチップを見つめながら言ったのだった。
      「生涯のライバルよ…光明寺!
      お前の願い受け入れたぞ」
      「ギル…」
      橘は、ギル・ハカイダーが小刻みに揺れている肩を見つめているしかなかった。

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