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- 2011/6/19 22:54
- "moonlight"サキ
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- 事件は数分前のこと。
非通知でTELがかかった。
友達のイタズラだと思い
僕は疑いもせずに携帯に手をかけた
『どうもﾑｰﾝﾗｲﾄのｻｷです』
『はい？』
電話先の向こう側で
見ず知らずの女性の声。
頭真っ白になりますた。
30分ぐらい話付き合わされた。
話の内容をkwsk説明。
イタリアのmoonlightって名の
メーカーで売っている
世界未発表最新式の洋式便所を
定価200万の所
今回だけ特別価格150万で
電話抽選の結果
俺がTELに出たため
当たってしまったらしい。
とりあえず値切ってみた。
お客様のみ130万で...
勉強させてください100万で...
これ以上下げると赤字です70万で...
ここまで下げさせて
僕の"もう一声"のかけ声で60万。
書類を送りたいので
住所と電話番号を
教えて欲しいとの事。
振り込んでもらいたいので
口座番号を教えられた。
そして最後に僕は質問した。
『ｻｷさんはいくらなの？
そんくらいのｻｰﾋﾞｽ位
ええんちゃうん？』
『えっ...いいえ...私はちょっと』
そのあとに
『今の会話........全部録音したからね。』
ｻｷさんは一言『はい？』
その直後から僕は
頭おかしいフリ開始。
ひたすら
『うごぉぉぉあっあぁぁうーうー』
サキさんも負けじと応戦。
『特別本社の幹部の方が
もっと細かく説明されたいようなので
大変申し訳ありませんが
電話対応を変わりたいと思います』
『うぎぁぁあ、うーあーうーあー』
その瞬間
まるで蝶野正洋の様な
ドスの効いた男性の声に変わる。
『お電話変わりましたが
お客さん何を言ってるんですか？』
僕も激しく路線変更。
『うっうぅぅ...いいぃぃぃ
そこそこ。ああぁスゴいね
あースッゴいスッゴい』
5分位続いて
"ﾌﾟﾂｯ...... ﾂｰ...ﾂｰ...ﾂｰ"
電話が向こうから切れた。
僕は勝ったのだ。
似た事がある人はやってみてね。
- 事件は数分前のこと。
