日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2016/9/16 2:26
- 第三章~孤独~
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- 母と暮らせる様になり平凡な日々が待ってると…そう疑うよしもなかった。母は僕と一緒に住みながら生計を女で一つで暮らすにはスナックで働くしかなく、スナックのママをしていた。その上住む場所は違うものの同じ町だった。転向して暫くは普通の日常だったと思う…。だが、小さな町なので噂が噂を呼び、当然2年前の事とは言えほとぼりが冷める訳もなく同学年の子を持つ親達に事件の事が知れ渡る。その上、うちの母はスナックのママ。体裁が良いわけがない。あの親子には近付くな!遊ぶな!と周りの子達は親から言われる。当然の事ながら僕に友達と言われる人は誰も居ない。出来るわけもない。そんな中、まだ子供だった自分はそんな事になってるなんて夢にも思わない。ある日、自分の誕生日をしたいからクラスの子達を誘ったんだが、その時は口を揃えて行くと皆言ったんだけど結局誰も来なかった。その日初めて事実を知る事になった。身内に犯罪を犯す者が居ると親族やその家族まで犯罪者なのだろうか?他国では親族に犯罪者が居ても本人のみ制裁を受けその家族には誰も責めない。日本人って人間が小さいと思う…。