フロリーさんとモバ友になろう!
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- 2010/8/9 21:31
- アリス イン ワンダーランド
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- DVD化してよやっと観たので感想です。
たぶんネタバレなのでお気をつけて。
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映画としては……ずいぶん平坦な話だなぁと。
前宣伝で、内容は19歳アリスの若者としての成長譚だといわれてましたが、その通りでした。
父親を早くに亡くした19歳アリスが大人の事情で結婚させられそうになり、逃亡してなぜかアンダーランドへ。
そこで赤の女王対白の女王の戦いを解決して『強さ』を取り戻し、現実に還って結婚を断り自立した女性になるのでした。
以上の内容を語るのに起伏がない……
しかも自立の内容が、生前の父親の仕事仲間のビジネスパートナーになり、中国と貿易しにいくっていうのもなあ。
舞台が19世紀ビクトリア朝のイギリスじゃなきゃつっこまないんだが。
女性がつける職業は家庭教師がせいぜいだった時代、だからこそ結婚しないで自立して仕事をするアリスがカッコイイってことだろうけど、仕事につくのは全然苦労しないのか(´Д`)
それから不思議の国の描写が…原作読んでない人はコレ楽しいんだろうか。
エッセンスとしては原作ネタがこれでもかとちりばめられてますけども。
マッドハッターが暗唱するジャバウォックの詩は(不思議の国では)現実の予言で、予言通りアリスがジャバウォックと戦うよ。なんかこんなRPGをどこかでやったことがある、というデジャヴュ。
原作ではジャバウォックは作品中のナンセンス詩に出てくるだけで、ハンプティダンプティが気の狂った詩の解釈を聞かせてくれる(しかも中途半端)っていうのなんだけど……まぁ良いか。
徹底して意味のない原作からモチーフだけ取って無理矢理意味をつけたら無味乾燥な話になりましたみたいな。
よかったとこ。
赤の女王役の女優さんはいつ見ても上手い。ティムバートンのリアルパートナーだけあって監督の世界観にいつも合ってるし。
芋虫の声がアランリックマンで嬉しかった。
まとめ。
ルイスキャロル(原作者)最高。
以上です、デスク(某Mさん)
(=゚ω゚)ノ
- DVD化してよやっと観たので感想です。