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    • 2018/12/25 20:22
    • ライダー、ポップン界を辿る(一応)②
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    • 謎の少年達のいざこざに巻き込まれたリンネ。
      ムラクモという少年の言葉を思い出しながら目をゆっくりと開ける。いつも通る道でもなければ見慣れた自分の部屋でもない景色が映った。

      会社か工場の休憩室に見える。彼女はソファーの上で横になり、誰かが毛布を掛けてくれたらしい。

      「此処は……えっ?」

      声と体に違和感を覚える。自分の声はこんなに低かったか?胸が平面になっている?

      「か、鏡…!」

      部屋の隅にあった全身が写る鏡を恐る恐る覗く。そこに写っていたのは…

      「グレンくん!?」

      リンネが好きな音ゲーであるポップンのキャラ、グレンそっくりだが2Pの姿。

      「え?え?イケメンと入れ替わったとかそういうの?君の名は???」
      「気がついたみたいだな」
      「え?」

      後ろにある入口の扉が開かれ、鏡にもう一人の人物が加わった。青い髪の整備士の青年が入室した。
      その人物はリンネがよく知ってる人物だった、主にゲーム内で。

      「ひ……」
      「ん?どうした?」
      「ヒューさんだああああ!!?」

      まさかの登場にリンネは瞬時に振り向いて膝立ちの体勢で手を合わせた。

      「え?俺の事を知ってるのか?」
      「ファンです!自分昔っから大ファンで!!ビートロックアーケードに来たときは涙で前が見えなくなるほどでっ…もうマジつら無理好き…」

      語彙力を無くしたリンネにヒューは言葉の意味は分からないがとにかく元気そうで良かったと安心した。

      「まさか俺も男のファンいるとは思わなかったな」
      「貴方が自分を助けて下さったんですよね?ありがとうございます!」
      「ああ、そうだったな!」

      ヒューはリンネを優しく立たせると窓際まで連れていき窓の外を指した。外は激しく雨が降っている。

      「お前はちょうどあそこで倒れていた。着替えさせたかったんだがまともな替えの服がなくてな…」
      「も、毛布かけてくださったのは…!」
      「いや、最初に発見したのは俺じゃない。毛布を掛けたのも…」
      「目が覚めたのか?」
      「あ、ちょうど良い所に」

      最初の発見者且つ毛布を掛けてくれた人物が絶妙なタイミングで現れた。

      「元気になって良かったな!」
      「紹介する、知り合いの…」
      「エッジくんきたああああ!!いつアーケードに来るんですか!!!」

      エッジという少年が出てきたのでリンネは喜びのあまり再び雄叫びを上げ、両手で力いっぱい握手して腕をブンブン振った。

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