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    • 2011/6/2 19:22
    • ソネット。
    • コメント(2)
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    • 今日は帰りに谷川俊太郎の詩集を買いました。
      未発表36篇に完全に引かれました。

      この本の98篇の詩はすべて同じ形で書かれていて、詩系はソネットなのかな。
      だから読みやすくあっという間に読み終えてしまった。

      谷川さんの詩は散文的な意味を手放さない。
      その散文脈の意味性から離れずに詩の言葉の可能性がとても感じられるのです。
      その中でも
      「ある警句」という詩は素晴らしかったです。

      星々は暗夜に楽葉し
      子供が朝に秋を知る
      博士たちは目を伏せて
      はかなきことを計算する

      例えば石に誰かいるか
      神はそれとも細菌か

      四季が飽きずに嘆き続け
      人はしまったとばかりに死んでゆく

      ある時豪華な地平は開き
      たしかに立派な心理は光ると
      多くのかなしいお伽話が少年少女をたぶらかしたが

      もはや神がひとつの警句である
      焦燥の手垢にまみれ
      神は月日に使い古される






      新しい本棚が欲しい。
      もういっぱいで入らないや。

      そして
      明日は晴れるみたいだ。

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