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- 2013/5/1 20:16
- 映画レビュー③: 船を編む
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- 今回、私好みなヒューマンムービーな映画です。
船を編む。
辞書を、大海を渡る船に例えた文学チックなタイトルで、辞書編集を行う人々の心情や熱意、またそこで生まれる人間関係、とても心温まる映画でした。
私としては主人公の馬締の特徴がとても面白く、一見して伝わる松田龍平の演技力に感心しました。
また、映画の中で伝わる様々なメッセージ性。こういった繊細さは邦画の良いところだなぁと思う次第です。
洋画は理路整然としていてガツンとくるメッセージがあってあれはあれで良いのですが、見終わってじんわりと伝わる感じ。ホッとする感じは邦画特有だなぁと思います。
少し内容に触れますが、
主人公はコミュニケーションに問題があり、辞書はコミュニケーションの基礎となる言葉を扱うという対称がまた面白いポイントの一つとなっていました。
年を取ってから改めて見たいと思える、観て損のない映画でした。
- 今回、私好みなヒューマンムービーな映画です。
