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- 2013/12/21 12:07
- 娘の病気について
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- 中2の娘が病気になったのは去年の夏休み中だった。
ある日38度を越える熱が出た。近所の内科で診てもらうと「軽い咽頭炎」の診断だった。
しかし2週間薬を飲んでも治らない。医者は「解熱剤が効かないわけがない。本当に熱があるの?」と言った。
別の病院では「熱が出るような状態じゃない。精神的なものでは?」の言われた。
娘は「とにかく体がダルい。今まで経験したことのないダルさ。頭も痛い。体がおかしい」と何度も言った。しかしどの医者も「検査しても医学的には健康です」と言うばかり。
大きな市民病院で精密検査を受けた。結果は「規律性調節障害や初期の膠原病(こうげんびょう)が疑われるが、数値的には正常」だった。
娘は深く傷ついた。体が変なのに、こんなに苦しいのに、健康だと診断される。
ある医者には「ちょっとダルいくらいで保健室に逃げたり、休んだりしちゃ駄目だよ」と叱責された。娘は病院から泣いて帰って来た。
どこかおかしい。絶対病気だ。健康なんかじゃない。娘が嘘を言っているわけじゃない。
僕はそう信じていた。しかし1年経っても状況はかわらなかった。学校にも行けぬまま、1年。
2週間ほど前。娘の中学の担任から連絡があった。
「娘さんと同じような体調だった別の生徒が、ある病院の特殊な検査で病気が見つかりました。もしかすると、おたくの娘さんも…」
すがる思いで紹介されたその病院へ。
そして診察、診断。
「これから詳しく検査しますが、まず間違いないですね」
脳神経科の医者は言った。
「脳髄液減少症です」
治療をすれば9割が完治するらしい。しかし新しい概念の病気で、保険は効かない場合が多いという。
とにかく今思う事は、「明らかに体調が悪い。しかし検査をしてもどこも悪くない」状況で苦しんでいる人がどれほど多いのだろうか…ということ。
規律性調節障害、自律神経失調症、更年期障害…
娘と同じかもしれませんよ。
うちの中学では、四人が検査をして、なんと全員その病気でした。生徒百人に対して1人以上の確立です。
もしあなたの回りで苦しんでいる人がいたら、ぜひ検査だけでも。する価値はあります。
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- 中2の娘が病気になったのは去年の夏休み中だった。