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- 2008/6/28 9:14
- アブロード十参
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- 《水無月のヨーロッパ3部作ヨーテボリ編
眠れない街が眠った悪夢》
その瞬間長い長いため息を吐いてタクシーの運転手さんは
「あなたら最後の客だよ今日は帰ってもう眠るよ…
」
ヨーテボリはスウェーデン第2の都市で人口60万人の港町
6月18、19日たった2日だけの滞在だったけれどImpactはあった
まず、さすが北欧、
が本当に沈まない。しかも夏至が20日だってこともあり24時を越えても薄ら明るい
地球の不思議、素晴らしいが…うーん眠りずらいです
次に静か過ぎる…。とても人口60万人とも思えない静かさでバランス崩れそうなくらい何も音がしない
住人の皆様も小声で話している気がする…
しかし蒼い炎が燃えていた。そうこの日EURO2008
スウェーデン戦いだったのだ
バーでは沢山の人集りがモニターにかじりついて見ている。
(でも静か)
良いシーンになる度に
「Owwwhufuuu…
」とどよめき
(やはり静か)
そろそろ選手交代だ!的なことを熱心に議論
(勿論静かに)
翌日仕事が早く到着した当日だった為スウェーデンは負けていたが最後まで見ずタクシーでに向かった。
その帰路の途中…
「Owwwhufuuu…あぁ負けちまった
悪夢だ
とてももう仕事何て出来ない
あなたら最後の客だよ
今日は帰ってもう眠るよ…
」
「スウェーデンは素晴らしいしていたよ。運が無かっただけで実力は世界トップさ!」
「…あぁそうだな、じゃあここで。ありがとう100クローネだ」
…
…
…
は?
おいオッサン!仕事終わりって途中で降ろす気かコノ野郎
…勿論まで
てもらったがとても冗談ではなくホントにオッサンは帰る気でそれほど落ち込んでいた
フロントのお姉様にその話をしたところ
「…気持ちはわかるわ。私も今日働く気になれないもの…でもあなた達にはラッキーじゃない?勝ってたらタクシーも皆
にいっちゃって、きっと捕まらなかったわよ」
ヤレヤレに対するヨーロッパの情熱は煮えたぎってますね
すごいなと感じた旅の出だしでした。
22時の風景
バーで食べた
ヨーテボリ
- 《水無月のヨーロッパ3部作ヨーテボリ編