XENOARIAさんとモバ友になろう!
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- 2014/1/9 19:47
- 感傷
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- 思い出か、夢か、判断がつかないこと。
こうして振り返って感傷に浸れば、
それは立派に思い出だと言えるのかもしれない。
漆黒のさざ波と、いつか語った
あの場所はいつも黄昏で
湖なのか海なのか、穏やかな水辺に
温い風が吹いていた。
夢にしてしまえたら楽な事。
思い出として確かに残るもの。
境界が曖昧で決着がつかない。
契約は無効だろう、本質が偽りならば。
なら、あの痛みも嘘だったかと問われたら
果たして私に答えられるだろうか。
あれは結局どちらの痛みだったのだろう。
夢は夢でしかないのに。
時が経つほど、思い出は思い出になってしまうようだ。
意味さえも解らぬまま、鮮やかに。
空は、今はただの空でしかなく。
それで良いのだと思う自分と
見上げればつい探してしまうであろう自分。
思い出せば遠く、目を閉じれば今も近く。
自分が一番欲しいものを
自覚させられるのがあんなにも辛いものだとは。
己の真の望みなど知らないままで居る方が良いのかもしれない。
ポーの大鴉を読みながら
ふと考えただけだ
nevermore
の意味を。
そう、ただの感傷だ。
- 思い出か、夢か、判断がつかないこと。