ディキシーさんとモバ友になろう!
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- 2012/10/7 20:09
- ビバーク
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- 1826m標高点を後にして、再び歩き出す。日没まであと2時間、それまでにはテントを張らなくてはならない。
これまではゆるい斜面が大部分だったが、急斜面が続くようになる。
特に沢を横切るあたりは、ザレていて足場が悪い。何度か足を滑らせた。
途中、苔生した切り株に錆びたケーブルが巻きつけてあった。桃源郷もそうだったが、この山では数十年前の伐採の遺物をよく見かける。
延々とトラバースを続けていると、南から来る主稜線がいつの間にか近づいていた。
あそこがメイン登山道との分岐だろう。肩にはザックが食い込み、足は棒のようになっていたが歯を食いしばって進んだ。
17時24分、南からの登山道とようやく合流する。出発から8時間が経っていた。
だが、ここは傾斜があってテントは張りにくい。
しばらく平地を探して山頂近くまで行ったが、結局、直下の1970m付近にテントを張ることにする。
張り終えたときには、辺りはもう夕闇が濃くなっていた。
レトルトカレーで夕食を済ませると、早々と寝袋に包まって横になる。
誰もいない山の中、ただ一人の夜である。
1枚目:赤丸の辺りにテントを張った
2枚目上:切り株に巻いてあったケーブル
2枚目下:分岐手前
3枚目上:川又分岐(メイン登山道との分岐)。写真左奥から登ってきた
3枚目下:1950m付近。倒木が多い
- 1826m標高点を後にして、再び歩き出す。日没まであと2時間、それまでにはテントを張らなくてはならない。