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- 2014/1/1 0:25
- 再会と別れ(1)
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- 12月に入ってから、色々なことがあり過ぎた。
でも今、何をやっていたのか詳細を思い出せない。
いや、できないのではなく、思い出したくないのかもしれない。
姉はクリスマス・キャロルが流れる街で、目覚めることのない眠りについた。
睡眠時間が短すぎた姉に、何よりの安らぎの時間が来たのだと、今は思いたい。
これまでの様々な苦しみからやっと解放され、これで良かったのだという安堵の気持ち・・・
一方で、私が話しかけても姉は2度と反応することはなく、これが永遠に続くのだという空虚感・・・
しかし、この事実をいつになったら私は正面から受け入れることができるのか。
日本に帰ってくるまで、そんな現実が受け入れられなくて、空港や電車、諸手続の待ち時間など少しでも空き時間ができると、ただひたすらi-phoneやゲームに向かい、何も考えないようにしていた・・・何も考えたくないという気持ちで一杯だった。
パリのイルミネーションの中、何も受け入れたくなくて、ひたすら当てもなく歩き回っていたら、姉の生活をサポートしてくれていたマイアが必要な手続きを済ませた後にサインを求めて私を捕まえに来てくれた。
教会では、様々な人からの悔やみや慰めの言葉が交錯していたこを覚えている。しかし、気が付けばクリスマス当日、私はシャルル・ド・ゴールの空港にいた。
そこで初めて、日本に帰ってからやらなければならないことが沢山あること、年末なのでそれらの手順を整理しておかなければ時間が足りないことなど、様々なことを一度に考えてしまい、みっともないことに、空港の床に座り込んでしまった。
見送りに来てくれていたマイアと研究所のリンが慌てて声をかけてくれたが、足を掬われ立っていられなくなった。
それでも、今、私は日本にいるし、一応、自分の遅れている仕事を補うための調整をしている。
また、帰国してから年末休暇前の数日間、滑り込むようにあちこちに書類を出したり手続きを取ったりしなければならなかったため、年末の混雑した交通機関の中を縫うように出かけ続けてきた。
しかし、その間もなるべく余計なことを考えないようにしてきたのだが、それも終わった今、本当は私は何をすべきなのか、分からないでいる・・・
- 12月に入ってから、色々なことがあり過ぎた。