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- 2009/8/20 12:53
映画紹介 その①
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- 「評決のとき」
この映画を初めて観たのは、高校生の時。
三年生で、授業内容も全部終わっていたので先生が授業中に見せてくれた。
私の本や映画の良い作品の定義。
見終わった後に、なんともしれない余韻が残るもの。
本当に良い作品は、エンドロールも最後まで見てしまう。
と言うより、作品の世界に意識が入り込んでいるので、呆けてしまうのだ。
最近は、このような作品に出会うことが少なくなってしまった…。
さてさて
「評決のとき」
法廷サスペンスになるのだか、詳しくは↓『リンク:辞典:評決のとき - モバ検索』
結末を知っているのに、観る度に泣いてしまう。
そして、考えさせられる。
特に主人公の「最終弁論」
意識せずとも持っている、差別的考え・固定観念。
自身の深い深い奥底にある、黒い部分。
それに気付かされる。
「はっ!」
となる、登場人物たち。
日本人には、ちょっとだけ
「はっ!」
が薄いかもしれないけど、きっと観れば同じリアクションをするはず。
この裁判の結果が正義かどうかは、分からない。
でも、考えること・議論することは大切だと思う。
奇しくも、我が国でも裁判員制度が始まったばかり。
実際に自分がその立場に立たされた時、本当の意味で客観的・平等的に考えることができるだろうか…。
- 「評決のとき」