あくあ＆♯さんの日記

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- 2011/3/30 23:21
- ガム
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- 『ｇｕｍ』
  少林寺拳法の道場の四男坊として産まれたガム。
  しかし本妻の子ではなかったため、道場内では常に目の敵にされ、疎んじられていた。ガムは母親を亡くしたのをきっかけに道場を去り「こどもの家」に入所する事になる。
  心を開かないままのガムだったが、毎日喧嘩をふっかけてくるエースとは次第に心を通わせるようになっていく。それに合わせて、施設内でも本来の天然キャラが功を奏して人気を勝ち得ていく。
  普段はおっとりしているのに、喧嘩になると先頭を切って果敢に戦うガムは、地元の不良グループの貴重な助っ人として重宝されるようになる。
  そんなガムの唯一の癒しは猫だった。ガムの鞄の中にはいつも三角形の牛乳パックと猫缶が入っており、いつでも野良猫たちにエサが与えられるように準備されている。ガムは１８歳になると、父親の道場へ挨拶に行く事を決心する。だが道場に行くと新しいマンションが建設されていた。道場は父親が病に臥せったのをきっかけに後継者を失い、あえなく潰れていたのだった。病床に臥せっている父親に会いに行くと、父親はガムの手をとり、涙を流しながら謝罪し、数時間後に他界した。
  ガムは道場の再建を志し、資金集めのために８ＵＰＰＥＲＳで働く事を決意する。