らすたがーるさんとモバ友になろう!
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- 2013/9/4 14:24
- EVER GREEN
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- 2013年7月29日
午前08:05
おとんが息を引き取りました
61才とゆう短い生涯を閉じました
それでも太く短く
最期まで病気と戦ってくれました
父親であることより
男である事を貫き通したおとん
せやから最期まで
弱ったおとんを見ても
優しい言葉なんか
かけられへんくて
わがままで頑固で
我慢強くて
一切弱音を吐かへんかった
そんなおとんを
娘は誇りに思う
ほんまは伝えたい事
ぎょーさんあったけど
言えへんまま
心にしまったまま
余命1週間と聞いてから
家族で泊まりがけやったけど
おとんが息を引き取る前日の夜
"お母さんも疲れてるしお父さんも呼吸とか安定してるから、今日は家に帰ってお母さんゆっくり休ませてあげて"
看護師さんに言われた一言
きっと苦しむ姿なんか
かっこ悪くて
家族には見せられへんかったんやろ
早朝に鳴った電話
病院に着いた時は
もう意識がなくて
そんなとこまで
男やったおとん
ありがとうなんか
言わへんかったおとんが
初めてありがとうゆーた日
相棒やゆーてた
男の看護師さんの
手を握って
"小林くんありがとう"
って言いました
息を引き取る三日前に
それ見て泣いた小林くん
薬の副作用で
幻覚と幻聴の1ヶ月
おとんも家族も
辛かった1ヶ月やった
亡くなる二日前も
起こしてくれって
起きてなにすんの?
って聞いたら
コーヒーでも飲むかって
あたしと力くらべするおとん
オムツ姿になってしまったおとん痩せた身体
照れた様に笑った顔
最後に一緒に見たテレビ
永い眠りについた顔
辛いこともうれしいことも
おとんが生きてくれてたから
全部おとんが生きた証
痛みと苦しみから
開放されたおとんの顔は
誰が見ても
笑ってる顔になりました
ほんまにそれは家族の救いになりました
色んな人がきてくれた
涙で飾られた見送りは
おとんの人生そのものやったんやろな
あなたが産まれた時
あなたは泣いていて
周りの人々は
笑っていたでしょう
だからあなたが死ぬときは
あなたは笑い
周りの人々は泣いているような
人生を送りなさい
心にしまったままの
伝えたかった言葉は
いつかそっちに逝った時に
思い出と一緒に
また会えるまた会えるまた会える必ずまた会える
おとんの娘で
ほんまに幸せでした
ありがとう
- 2013年7月29日