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    • 2023/7/25 18:30
    • 1267㎝の脅威
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    • ねえ、ごろチャン…あなた

      始まりはアンさまの一言だった

      …あなた、実際どれぐらいまで大きくなれるの?

      どれぐらいまで…考えたこともなかった。
      以前に屋内で気を抜いて変身してしまったときは特に意識はしていなかったものの4mはある広間の天井を破壊して慌ててなんとか止めたけど

      さあ…?
      前はいまいち制御できていませんでしたし、気にもしませんでしたから

      ふぅん…ね~ぇ?
      自分の限界を知るのって大切だと思わない?

      悪戯っぽく微笑むアンさま

      まぁ…私も気にならないと言えば嘘になる

      では…今から確認しますか?

      そうね♪
      あ!もちろん外に出てからだからね!

      はぁ…(汗)
      最初の頃はそれで散々建屋を破壊したし、アンさまの心配する所もわからないでもない

      幸い今は地獄の精神修行のおかげで体のサイズ調節も無意識で制御できるようにまでなっている

      ―ドラキュラ城正面広場―

      さあ!ここならどれだけおっきくなっても大丈夫よ!

      では…いきます

      ネフィリムの正装に着替えを済ませた私は正門前広場
      ―直径にして1キロはあろうかという円状の広場に歩を進め…

      (すぅっ…)

      目を閉じ自身の身体に潜在する力の流れを調整していた堰を…

      解き放った

      (ミシッ!メキメキ…ゴキッ!バキッ!)
      骨が軋み肉が急激に膨張していく
      しかし痛みはない…
      むしろ全身に力が満ち、細胞の一つ一つに眠っていた何かが解放され、凄まじい全能感と高揚が体と心を満たしていく…

      …チャン!ストッ…!ごろチャ…!


      アンさまの声?

      何かを必死に叫ぶようなアンさまの声が聞こえたような気がして目をあけ…そして、私は…

      …慣れない感覚にバランスを崩し…

      ズズゥゥゥン!

      自分が尻餅をついたと理解したのはもうもうと立ち込める土埃が晴れて自身のまわりに散らばる(城の尖塔だったもの)瓦礫の山を認識した時だった

      手には城壁の小さめの尖塔の屋根部分(だったもの)を握っていて…
      周囲では駆け付けてきた警護メイドさんたちが私を見上げて騒いでいた

      …ごろチャン

      耳元で聞こえる明らかに沈んだアンさまの声

      あの…
      本当に…

      ごろチャン…とりあえず、小さくなってから話しましょ…

      …はい(汗)

      城門横の30mはある見張り用の尖塔を尻餅で破壊して城門も半壊させてしまった私は

      焚き付けちゃったわたしが一番悪いんだけど…でもやっぱり…ね?

      あ、はい(汗)

      後日、めでたく再修行を申し付けられたのだった…

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