〇ニッカ?さんとモバ友になろう!
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- 2012/9/11 3:48
- 凋落
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- ニュース日記 について:
- 「リストラ」とは本来、
経営の再構築という意味である
しかし多くの経営者はこれを意図的にミスリードし、単なる人員削減のみの現象として捉えた
今ではすっかり
リストラ=クビという意味で定着してしまっている始末だ
無論人的リストラも経営の再構築の手段ではあるが、それは最終手段であって欲しい
社員だって制服を脱げば一人のクライアントであるし
大きな企業体であればあるほどそれは顕著だ
そもそも「金をかけずに良い人材は欲しい」という考え方はもはや滑稽とも言えるし
人材を使い捨てにするのが斜陽化の原因であるのだが、これはわかっていても辞められない
某電機機器製造の社長は新入社員を集めて
「生きるために仕事をするのではなく、仕事のために生きろ。最低限寝たらまた働け」と説いたし
ある派遣会社の社長は雑誌の取材に対して社員の事を「タマ」と呼んだ
50年後の日本はフィリピンと同水準の経済規模に落ち込むと予想されているが、この調子ではもっと早いんじゃないかと、常々思う
ところで「50年」といえば
お隣中国ではオフィス用土地使用権の期間である
中国では個人が土地を所有する事はできない
国が土地の所有権を持ち、使用権を売買する形式になる
自社ビルを建てても、50年後には自分のものではなくなるのだ。
それが、結果として手抜き工事がはびこる一因となっている
日本では100年単位の耐久性を考えてビルを建てるが、中国ではそんな事はしない
どうせ使えないんだから
50年もてばいい
次の奴が壊して新しいやつを建てろ
という考えだ
そして鉄筋の代わりに竹を使ったり、
ロクな基礎工事もやらずに、30階建てを突貫で建ててしまったりする
これと同じ事が、今日本でも起きている
大企業の上層部に居座る既得権益者の大多数は
自分さえ勝ち逃げできれば御の字だ
おそらく自分は他界しているであろう50年後の事など、知った事ではない
自社の出費と責任は極力減らし
いずれは「契約社員」や「準社員」という名前でパートかそれ以下の待遇に置き
ロクな社員教育もやらずに、正社員と同じ仕事と責任を強要するようになる
将来へのインフラの整備を怠れば、稼ぐ構造が弱体化するのはもちろん
経済学でいうジュグラーの波は緊縮し
待っているのは、凋落
資本主義の末期症状だ