ジェイソンさんとモバ友になろう!
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- 2012/7/5 10:59
- グリム童話、子どもたちが屠殺ごっこをした話
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- 西部フリースランドにあるフラネッケルという名前の小さな都会で、五つ・六つぐらいの小さな子どもたちが屠殺ごっこをしようと話し合いました。
一人の男の子は牛や豚をつぶす人。
一人の男の子は料理番に。
一人の男の子は豚になりました。
一人の女の子は料理番に
一人の女の子は豚の血を容器に入れる下女の役に決まりました。
役割が決まると豚をつぶす役の男の子は豚役の男の子の首をナイフで切り裂くと、下女役の女の子はその血を小さな器に受け止めました。
そこに丁度通りかかった街の議員さんは、豚役の男の子を殺してしまった男の子を市長さんのもとに引っ張って行きました。
人を殺してしまったのですから、罰を与えなければなりません。でも子どもが何もわからずにやってしまったことです。どのような処置をするか話しあった末に一人の賢い老人が男の子の前で片手には赤いリンゴを片手には1グルデン銀貨を一度に差し出して、赤いリンゴを取れば無罪に、銀貨を取れば死罪にすれば良いということになりました。
男の子は赤いリンゴを取ったので、何の罰も受けずにすみました。
- 西部フリースランドにあるフラネッケルという名前の小さな都会で、五つ・六つぐらいの小さな子どもたちが屠殺ごっこをしようと話し合いました。