晴天さんとモバ友になろう!
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- 2015/8/7 0:01
- 恐怖、真夏の夜の……
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- 以前、とても嫌な夢を見たことがある。
もう何年も前のことだ。
夢の中、薄暗い部屋の中に僕は一人で、ただ座っていた。何も考えず、思うこともなく、ただ、そこに居た。
夢の中の僕は全てを失っていた。
自分が自分であるための、その全てを。
妻と、子供達を一度に、そして永遠に失ってしまった夢の中の僕は、もう悲しむことすらできずに、時計の針が刻む時の音を聞いていた。
その夢の内容は、これだけ。
これだけだけれど、僕はこれほど恐ろしい夢を他に見たことがない。
目覚めたのはまだ日が昇る前で、家の中はまるで夢が続いているかのように暗く、静かだった。
寝室から出て寝ぼけ眼の妻を見つけたとき、安堵の涙を隠すことすら忘れて彼女を抱きしめてしまったのは僕の恥ずかし黒歴史のひとつである。←
夏だから、怖い話でも書こうと思ったのだけど……僕が今まで体験したことの中で一番怖かったのは夢でした、なんていう どうしようもない話になっちゃいました(笑)
- 以前、とても嫌な夢を見たことがある。