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- 2021/9/20 23:50
- 親ガチャ ページ①
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- 日本では最近親ガチャという言葉があるらしい。
第一印象は、なかなかエッジの効いたパワーワードだなっと。
でも平和な国ならではの言葉だなとも思いました。
さぁ私は親ガチャに当たったのでしょうか?
私は韓国人で日本語が拙い父親と、病弱な母親の家に生まれました。
私達年子の兄弟が生まれるまでは小さな韓国鉄板焼のお店を営んでいた両親。
料理を作るのは母でした。
ですが立て続けに子供を妊娠出産することでお店を切り盛りするのは父に。すると客足は遠退き閉店。父親はパチンコ店で仕事をすることになりました。
そこで出会うパチンコという遊戯。父はパチンコにハマってしまい借金を日に日に膨らませてしまいます。
私の幼少期は超貧乏な家だったと言えるでしょう。毎日パン屋さんでパンの耳を貰う日々。河川敷で野草を取りに行く日々。
自宅は六畳一間、共同トイレに風呂は無しです。しかも地域的に銭湯もなかったのでお風呂は週に2回、保育園で知り合った心優しい人の家で入らさせて貰ってました。
服や下着もすべて貰い物、玩具などあった試しがありません。
借金取りにドアを蹴られ、怒鳴り声をあげられ、家族で怯える夜を何度も過ごしました。
そして父はベランダで首を吊りました。
当時、母は私達兄弟を連れ何度も踏切の前に立ったようです。
精神的にギリギリだったのでしょう。
その後母子家庭となり一時的に生活保護も受給していました。それでも母は病弱な体で朝から夜遅くまで働きました。
相変わらず超貧乏でしたが母の頑張りで生活保護からは脱却できました。ですが母との時間はなく私達兄弟は児童館で一番最後まで残る二人でした。
そんな私は歴史に興味を持ちます。戦国時代や戦前戦後など貧しい時代背景は私の生活に近いものがあり共感できたのかもしれません。
剣にも興味を持ち、休みの日に近所の剣道道場を覗き棒切れを振ることが趣味になっていました。すると優しい館長が無料で教えてくれるとのこと。防具もすべてお下がりを貰い、楽しい毎日が始まりました。
- 日本では最近親ガチャという言葉があるらしい。