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    • 2014/3/13 18:58
    • emojiemojiあっちゃんemojiemoji
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    • 小学校一年 二年を同じクラスで過ごした 浅黒い肌と こけしの様なボブ。 小柄で目の細いおとなしい 女の子だった
      何がきっかけかは 分からないが クラスの男子一部から 容貌に付いて 虐めが始まり
      伝染病の様に 広まった…
      皆 取り付かれた様に事有る事に あっちゃんを無視し
      バイ菌と呼び 悪口を言う
      小柄なあっちゃんは 益々身体を縮めて 下を向き
      一度も反抗する事は無かった…
      私はクラス委員をして居たくせに 彼女を庇ったり 虐めを制止した事が無かった…
      何故…
      多分 矛先が自分に向くのが 怖かったのか
      自分寄りも不幸だと思える子が身近に居る事で 多少の優越感を味わいたかったのか……
      分からない
      虐めを傍観し アクションを起こす事は無かった…
      中学も一緒だったが
      それ以来 同じクラスに成る事は無かった
      ある日
      一人で帰宅しようとすると 私の少し前を右側にちょっと傾いて歩く あっちゃんの姿が有った…
      私が「あっちゃん!一緒に帰ろうよ」
      と 声を掛けると 驚いた顔をしたが 静かに 小さく頷いた…
      あっちゃんのお家経由だと遠回りに成る
      何故か 一人でとぼとぼ歩く あっちゃんをほおっては置けない気持ちに成った……
      罪滅ぼしの積もりだったかも知れない…
      最初は何かお話しても会話には成らずに私ばかりが喋った
      そうして何度が 同じように 帰る事を重ねて
      あっちゃんの お家の前に着くと 門の前にあっちゃんのお母様が立って居た…
      私は一瞬 何か悪い事をした時の様にドキッ とし
      伏し目がちに会釈をした
      お母様は
      「貴方がこの子と 一緒に帰ってくれる何て!」
      そう言って ポロポロと泣き出した……
      動揺したが 全て分かった様な気がして 私も泣けた……
      「良かったら 遊んで行ってね」
      泣きながら言われて
      初めてあっちゃんのお家に上がった…
      お母様は精一杯のおもてなしをして下さり
      私は恐縮して後の事は余り記憶に無い…
      ソワソワしながら時間を見て おいとました。
      家に帰る迄 あっちゃんのお母様の泣き顔を思い出して居た…
      「また 来てね」
      と 言われたが それからお宅に上がる事はなかった…
      あっちゃんとは それからも何度か 一緒に帰った…
      あの時の虐めの話はどちらもしなかった…
      高校生に成り 二度と会う事が無かったが
      虐めの話を見聞きする度々に あっちゃんと お母様の顔が はっきりと脳裏に浮かぶ……
      あっちゃん ごめんね…
      お母様…私は多分
      偽善者の様でした……
      ごめんなさい……

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