とみちゃんさんとモバ友になろう!
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- 2014/8/6 17:14
- 怪談話30話(怖いよレベル70)
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- 高校生の時。
明け方、金縛りにあった。頭のてっぺんから足の先まで、電気を通したような、息さえできないひどい金縛りだった。
目だけは何故か開いた。見ると私の胸の上に、女が二人も乗っかってた。
そうだ、こういう時はお経を唱えるといいのでは?
「なむきょうほうれんげきょう……」
すると二人の女はスッと私の両耳にそれぞれ顔を近づけてきて、
「なーんみょーおほーおれーんげーきょー! ぎゃはははは!」
わ、笑われてる。じゃあ
「なむあむだぶつなむあみだぶつ」
すると女たちも
「なむあみだぶつぅ~!ぎゃーはははは!」
「は、はんにゃーはーらーみーたー・・・」
「はんにゃーはーらーみーたー! ぎゃーはははは!」
ダメだ、完全に馬鹿にされてる。
ではこれでは? カトリック系の学校に行ってたので、カトリックの祈りを授業で習っていた。
「天にまします、我らの神よ・・・」
すると女の霊達は、煙が消えるように、スーッと消えて行った。
同時に金縛りも解けた。
意味を知らないお経なんて唱えても、霊に馬鹿にされただけ、というお話でした。
カトリックの祈りの言葉は授業で習って、全部唱えることができて、意味も知っていたので、効いたのかもしれない。
ちなみにカトリックの洗礼は受けていない。
いつか、お経を勉強して、除霊できるか試してみたい。
- 高校生の時。