たまじろうさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2012/1/17 16:45
- しあわせ運べるように
-
- コメント(1)
- 閲覧(50)
-
-
- 地震にも負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも
毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
支えあう心と 明日への 希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌
しあわせ運べるように
地震にも負けない 強い絆をつくり
亡くなった方々のぶんも
毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
やさしい春の 光のような 未来を夢み
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれかわる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌
しあわせ運べるように
届けたい わたしたちの歌
しあわせ運べるように
あれから17年が経ちました。
今日の新聞によると、小学校の先生が作ったこの歌は7ヶ国語に翻訳され、被災地をつなぐ懸け橋となっているそうです。
自分がこの歌を知ったのは1年前。夕方のニュースから流れてきたこの歌に晩ごはんを作る手を止め、聞き入ってしまったのです。子供たちの歌声はまさに天使の歌声で、涙が止まらなかったのです。
17年前、神戸の中心地にありながら何故か無事だった当時勤めていた会社に通いながら、「もう神戸はダメなんだろうな…」と漠然と思っていました。自衛隊のヘリがバリバリと大きな音を立てて飛び交い、「今、余震がきたらこのビル崩れるのかな…」と不安だらけだった。これだけの瓦礫と液状化した海岸線が元に戻るなんてとても考えられなかったのです。
それでも人の力はすごいもので、徐々に復興は進んでいった。
復興=再生であり、決して元通りでない。たまじろうが好きだった阪急三宮駅のレトロな駅舎は近代的な駅ビルに変わった。長田のまちもいまだに空き地が目立つ。17年が経ってもすべての問題が解決したわけではないけれど、神戸は間違いなく”元気”になったと思う。
人はどんなに悲しくても、つらくても、何もせずにはいられないんだなと神戸の震災で学びました。それは何か特別な事ではなく、仕事をするとか日々のごはんを作るとか、日常へ戻ろうとする思い。それが復興に繋がっていくんだろうなと…。
東北の被災地では仮設住宅での孤独死を防ぐため、積極的にコミニュティーがもたれてると聞きます。神戸での教訓は東北でいかされ、子供たちがこの歌を歌うことで語り継がれていくのかと思います。
今年は復興元年。時間はかかる。けれど、瓦礫の街は必ず再生すると神戸の地から信じています。
- 地震にも負けない 強い心をもって