じやんきさんの日記

- 2019/7/6 17:34
- タクシー日記
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- 今回のお客様は…親指姫。最初に彼女に会ったのは…まだ、タクシードライバーになって半月もたっていないときです。夜遅く駅から、お酒の匂いをプンプンさせ機嫌が悪いと見てすぐわかる感じの女性でした。行き先を僕に告げると、不機嫌そうにしていました。僕は…何もふれないよう運転に気をつけ出発しました。５分程、走ったところで運転手さん！と少し大きな声で、僕はびっくりして、何ですか？と言うと彼女は…言いました『住む世界が…君とは違うから』とそして僕に、どう思います？と…実は、彼女の話しはこうでした。彼氏と喧嘩になり、仕事の忙しい彼女に別れ際に捨て台詞のように言われたそうです。そんな彼女は霞ヶ関に勤めていて本当に忙しいらしいです。で、この夜は彼氏に別れ話をされたので『こっちから、別れてやりました！』で１人で飲み過ぎたらしいです。降り際、彼女が…愚痴きいてもらってスッキリしたぁ～って。聞かされる僕は…でも、気持ちのいい女性でした。次は…いい恋できますよ！って言ったら、親指をたてて歩いていきました。格好いいなぁ～って思った。でも、まさか彼女をまた、乗せるとは…