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- 2013/4/9 12:03
- …故郷…
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- アナタの壮絶な最後が忘れられないまま数カ月が過ぎた。
苦しんで苦しんで、もがき苦しんだアナタの最後が…今も忘れられないまま…脳裏に焼き付いている。
見守る誰もが…「もう楽にしてあげて」と思うほどの残酷すぎるほどの苦しみだッた…。生きるために必死にアナタは天井を睨みすえながらベットの策を握り、激痛に耐え続けていた。その光景が…ボクに負けない力強さと忍耐を与え続けている。
冬から春に季節が巡るなかでアナタの存在は心の中にしかいなくなッた現実に…じわじわと胸が痛む。
もう泣かないなんて自分に言い聞かせても…涙腺が時折、壊れてしまいアナタの姿を思い出すたびに…涙する。グッと奥歯を噛み締め涙を堪えてみるけど…まだ未熟なボクはコントロールがうまくいかない。
…アナタが病気で好物を食べられなくなッてから…ボクはアナタが食べたいものをアナタのかわりに食べてあげる身勝手な約束…最後の親孝行だと思ッて亡き今もコツコツと進行中。美味しく食べるボクの姿に笑ッていたアナタをみて…なぜか嬉しかッた。
雪がとけて…少しづつ春めいてきた。
そこにアナタの姿は、もうないけれど…明日アナタとワタシの生まれ故郷に帰る…。
アナタをお墓にいれる為にね……納骨……。
もしかしたら修羅場になるかも知れない。アナタの位牌をめぐッて…。なにも形見のないボクらに位牌を…譲ッて欲しいけど…亡きアナタのキモチを考えると故郷に置いといたほうがいいのかな…と考えてしまう。
生前アナタは言ッた。まるで予知していたかのように…「来年(今年)の桜は見られないかも知れない」と……。ほんとに桜は見れないまま天国に旅立ッたけれど、ボクがアナタのかわりにしッかりと桜を愛でるよ…。
後悔しない人生を送ッてきたと言ッたアナタだッたけれど最後に会話した「今日はご飯に味噌汁かけて食べた(笑)塩辛や筋子やタラコが食べたいなぁ~」ッて言ッたアナタの言葉が…なぜか忘れられない…。食べたいものをバランスよく食べてボクは…生きていく…アナタのぶんまでね。
- アナタの壮絶な最後が忘れられないまま数カ月が過ぎた。