シル★ビアさんの日記

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- 2011/3/13 19:50
- 人生初の災害
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- 茨城はとりわけ災害もなく、住みやすいなぁ
  
  こんな考えで生きてきた27年間
  
  人生初の大災害が起きた
  
  東北の方からすればまだ小規模にすぎないかもしれない
  
  生きているだけでも有難い
  
  だが、違う意味での平和ボケした茨城の人々は、とてつもない大騒ぎである
  
  電気・水のストップ、そこら辺に散らばる屋根瓦や外壁の残骸、津波による甚大な被害から、家の中の物が散乱・壁のひび割れ
  
  こんな事が一辺に起こることが想定されていない以上、誰もが途方に暮れる他ない
  
  明るさの全くない夜は、とても星が綺麗だ
  
  戦時下は、毎日こんな夜(状況は全く以て違うわけだが、何時またやってくるかわからない強い地震の事に怯えた夜を過ごす事を考えれば、大筋似たようなものだろう）を過ごしていたのだろうか、と異種の時代の出来事を重ね合わせて物思いに耽る
  
  物資に不自由のない生活から、段々あって然るべきものが消えていく恐怖、たった丸二日だけなのにとてもひもじい感覚を覚える
  
  ｢備えあれば憂いなし｣とはよく言ったもんだが、同様に｢後悔先に立たず｣も痛感する
  
  何故なら、自分も同様に違う意味で平和ボケしていたからであろう
  
  これからまた日々過ごしていくにつれ、また何不自由のない生活に戻る
  
  この体験を、これからまた起こりうるかもしれない災害に備え、何かしらの自己防衛策をしておこうと強く思った震災であった