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- 2012/1/15 3:54
- 青年Mの日記PART①~私と豆もやし(後編)
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- …バカぢゃなかろうか。
焼肉屋なのに、カルビを切らすとかバカぢゃなかろうか。
しかも、口では謝っているものの、申し訳なさそうな表情ひとっつもしていないから余計腹が立つ。
じゃあ何ならあるんだ。オススメは何なんだ。
「アバラでございます」
…知らないよ。物心ついてからこっち、ほとんどカルビとタン塩だけで焼肉を謳歌してきたんだ。アバラって何だ、アバラって。
「オススメでございます」
…もういいや。キムチと、そのアバラを2人前と、後はカルビクッパをお願いしますと伝えてメニューを閉じた訳だが、このオーダーにはトラップが仕掛けられてある。そう、カルビクッパである。
カルビがない事を知りながら、カルビクッパを頼んだ理由、それは豆もやしの「申し訳ありません」が、うっとりする程に美しい響きだったからである。滑舌の悪い私には到底不可な「申し訳ありません」
もう一度だけ聞きたかった
オーダーを伝票に書き込んだ後、「かしこまりました」と言って厨房へ消えた豆もやし。
しかし10秒と経たずに神妙な顔つきでもどってきた。
ほうら、おいでなすった!!
「カルビがないもので、カルビクッパは…。それと本日アバラも終わっておりました。申し訳ありません」
…あぁアンタの申し訳ありませんはとろけるよ。
- …バカぢゃなかろうか。