☆チーズ鱈☆さんとモバ友になろう!
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- 2022/9/21 14:49
- 命は簡単に知らぬうちに②
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- 離婚する際彼は本当に参ってしまっていて、起き上がるのも困難な程だったらしい。
このままでは子供にあまりにも悪影響と考えたのか、奥さまは弁護士をたて今後一切連絡をとらないと言うサインも彼にさせたそうだ。
最近の彼は体は回復し、就労にはついていたものの唯一残された赤ん坊の頃の写真をみては悔いて、会いたくてでもそれはできなくて死にたいと溢していたそうだ。
子供に会いたいなんて当たり前だ。
あの頃は申し訳なかったと言っていたそうだが、悪いとすれば彼を心身ともに磨耗させたパワハラをした上司と見てみぬふりをした会社だろう。
でも彼は優しくて真面目でとてつもなく頑固だったから、自分が許せなかったのだ
何時も帰ってくるLINEの返事がこない。
一日経過してから心配になった友人が、鬱になってから同居しだした彼の母に連絡がとれなくなったと送って一週間後
彼の母から彼は亡くなったと連絡が来たのだった。
私はなんとも言えなかった。
悲しいとかより何故?とかより彼はもうこの世に居ないのだと理解するのに時間がかかった。
昔彼が好きだった私は、相当めんどくさい諦めの悪いバカな女だった。
降られても諦められなくて、せめて友達でいたくて無理して彼と気にしてませんよみたいな態度で友人として交流していた時期もあった。
彼が楽しければそれで良いなんて考え、そりゃあ限界がくるに決まっている。
そして彼が、病気を理由にして自分を振った彼が、彼女が出来たと言った時が限界だったんだと思う。
私は彼の連絡先を消去した。
元々私からしか連絡していなかったからなんの問題もなかった。
数年後共通の友人伝で彼が結婚式に参加して欲しいと言っていると伝えてきた。
なんかもう色々言葉に詰まって。
私はもう勘弁してくれ、放っておいてくれと言う気持ちが爆発して。
気付けば笑い泣きしながらごめんなさい。それは出来ない、結婚おめでとうと伝えてくれ、本当ごめんと繰り返した。
それ以来。私に気を使ってか彼の話しはほぼ無かったし、私もしなかった。
- 離婚する際彼は本当に参ってしまっていて、起き上がるのも困難な程だったらしい。