モスビックさんとモバ友になろう！
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- 2010/8/23 12:24
- お食事中すいません。
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- 箸をとめなさい。
これから話すことは信じるか信じないかはあなた次第である。
箸をおきなさい。
これは警告である。
ある夏の日…
私は咳がとまらないことに苦しんでいた。
白衣を着たおばちゃんから薬を渡される。
『効くよ』
安心した矢先に
『でも便秘になるよ』
白衣のおばちゃんからの忠告。
咳は止まり、案の定、便秘になった。
日がまたのぼり繰り返していく間も
便秘ing。
薬局で便秘薬を手にとる。
ドイツ製…
効きそうだ…
大学の時に便秘薬飲んでピーピーなって正露丸飲むという破天荒なことがあったが、今はしかたない。
飲んで寝る。
朝…、トン♪
が普段なら…
ズババババン！！
だった…かなりの突発性…
腸の中がからっぽになった。
会社にいくとワダが乳酸菌飲料を飲んでいた。
なんだコイツも便秘か…
便秘薬を飲ませる。
『別にお腹調子悪くないけど』
そんな声が聞こえた気がした。
飲ませたことを忘れて外で仕事をしていると
メールが届く。
『どえらいもん飲ませたな』
慌てて会社に戻ると…
ワダがにらんでいる。
どこか歩き方に違和感がある…
ワダがにらんでいる。
イスに座っている…
いや…
あれは空気イスだ…
まさか…
『お、お前…』
ワダがにらんでいる。
いや…
涙目だ。
『パンツ見ますか』
『嫌だ』
その日交わした最後の会話だった
真夏の太陽に照らされながら
帰って行く彼に
何も声をかけられない
ぐらい笑った。
- 箸をとめなさい。
『どえらいもん飲ませたな』 
