トゲピ☆さんの日記

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- 2011/4/21 15:30
- 公務員の役割
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- 　尖閣諸島沖での中国船と日本船の衝突映像が流出した問題では、公務員である者が映像を流出したということが分かった。ここで自分が気付いた問題について考えてみていくこととする。
  　映像を流出した公務員に対して国民からは「よくやった」などの賛成の意見が多かったが、これは、政府がどうして映像を公開しなかったのかという説明が十分に国民に伝わっていなかった現れではないだろうか。私自身も、なぜ政府が公開しなかったのか具体的なことは、分かっていない。政府は、国民の声に耳を傾け、国民が納得できる説明をしていく姿勢が今後の課題ではなかろうか。また、私は、公務員である者が映像を流出したことに反対である。公務員は、法律に基づいて職務を執行し、私人間の争い事が起これば、第三者として間に入り、争い事を収めるのが一般的な公務員の役割だと思う。その第三者的立場である公務員が一方の意見だけを尊重していては、争い事の絶えない社会になってしまう。公務員が「第三者的立場」であり続けることが本来の公務員としての姿ではないだろうか。私は、一方の意見だけを尊重せず、両者の意見を聞いたうえで両者が納得して問題を解決していける、そのような両者の仲介役である公務員が理想である。
  　最近、「税金を払っているから」という理由で私的に公務員を利用しようとする人が増えてきている。公務員の役割を分かっていない人がいるのが現状である。自分のことは、自分でやるという最低限のことを理解してもらいたい。また、公務員は国民や地域の協力がなければ成り立たない仕事なので、公務員一人一人が協力の下で成り立っている仕事だということを理解していくべきである。つまり、国民と公務員が互いに互いの立場を理解し、互いに協力していこうとする気持ちが大切なことだろう。もしも、互いが理解をせず、協力しない社会になってしまったら、社会は争い事が絶えなくなってしまう。政治離れの若者が増えているという問題もあるが、この問題も軽視できない。政治に理解を持った若者を増やし、健全な社会を保つことがこれからの課題だろう。