あおぎりさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2013/8/19 18:25
- 頼まれて書いた作品part1
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- この前、クレヨンしんちゃん好きの子から、
クレヨンしんちゃん、映画、ネコ
この3つのお題で作品を書いてと言われて完成したので
良かったら呼んでください^^
ふたり あおぎり そら
「明里、無理するんじゃないよ。あんたが体調崩したら弘樹が悲しむんだから」「うん、わかってるよお母さん。でも、あまり迷惑かけたくないから。いつも預かってくれてありがとう」
「なに馬鹿なこといってるの。迷惑かけてもいいのよ。家族なんだから」
「……うん」
潤む瞳を瞬きでごまかしながら私は息子の手をとった。五歳の手は柔らかくて小さくしっかり握ってないとするりと離れていきそうだ。だから強く手を繋いだ。
私のたからもの。
私の守るもの。
今日はパートの休み。梅雨の時期なのに空は珍しく晴れ渡り湿気もない。久しぶりに近くの公園で弘樹と遊ぶことにした。弘樹は外の空気を胸いっぱいに吸ってはしゃいでいた。膝の上に乗せて一緒に滑り台を滑ったり、砂場でお城をつくったり。
「次はブランコしたーい!」
笑顔で弘樹はかけていったが途中で足を止めていた。幸せそうな夫婦と子供がブランコのところにいたからだ。弘樹はそばにあったベンチに座って下を向いてうずくまっている。笑顔は消えていた。私は隣に座って背中を優しくなでた。
- この前、クレヨンしんちゃん好きの子から、