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- 2015/9/3 19:08
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- それは数ヵ月前の事でした。
時刻は深夜零時を回っていたと思います。
日々の激務に終われ疲れきっていた私は、ベットで深い眠りに就いていました。
それなのに、普段目覚ましがなっても起きない私が、ふと眠りから覚めたのです。
普段なら就寝途中で起きる事などありません。
それは、自身の体に異変を感じての事でした。
その時、私の意識は覚醒していましたが、瞼は閉じたまま。それなのに、なぜか私は自分の体を、白い霧のようなものに覆われているのがわかりました。
次に気づいたのは、自分の体が動かない事。起き上がるのはもちろん。寝返りもうてず首を動かす事もできません。
これが金縛りというものなのだろうか、ここれまでの人生で初めての事に多少なりとも戸惑っていました。
何度も体に力を込めましたが、全体を押し付けるような感覚に、身動きがとれません。
そして遅ればせながら、瞼だけは開ける事に気づきました。
しかし開けた視界に、先程感じた白い霧などはありません。
代わりに見えたのは、横たわる私に馬乗りに股がる人でした。
長く、そして激しく乱れた黒髪。そしてその隙間からは、恐ろしく怒気で歪んだ顔が私を睨み付けていました。
その鬼気迫る表情は、恐らくそのまたがっている人物が知り合いであったとしても気づけないほど歪み、それなのにその者が女であるのには確信がもてました。
女は私を睨み付けながら、両手で首を絞めています。なのに喉に圧迫感はなく、しかし肺はその活動を阻害されているかのような息苦しさ。
しかし私の体は動かず、抗うこともできません。
しかたがないので、私は女の事は無視し、再び眠る事にしました。
それ以降、女が私の前に現れる事はありません。
しかし些か気になった私は、その筋に精通していると勝手に決め込んだ知人にその話を相談したのです。
するとその知人はこう言いました。
お前が女取っ替えひっかえしてるから、恨みかった女の生き霊が化けて出たんじゃね?
ようし上等だ表でろ(・ω・)y-~
- それは数ヵ月前の事でした。