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    • 2014/6/3 12:00
    • EX 3 デッドイズリヴァイブ.4
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    •      機能。開始します。

      脳波、波長同調…クリア。
      被験者の意識に異変無し…拒絶反応、クリア。
      深層領域、座標………施設内・32号室。
      意識覚醒弱信号、発信………夢、発生確認。


         深層領域、リーディングを開始します



      初めて、この部屋に入った時。彼女はそこに座っていた。机が2つ、本棚が1つ、ベッドが2つ。そこに腰掛け、扉を開け部屋に入ってきた私と管理官をぼんやりと眺め、笑みを返し、
      ???「あら。新しい子?」と、質問した。
      管理官「ああ。頼んだよ。」管理官は、それだけ言って部屋を出た。扉の前で突っ立ていた私に
      ???「取り敢えず、座ったら?」と言った。
      言われた通り、座ると彼女は、
      ???「…若いわね。今までで、1番小さい。私の型が起こされたのは、そのせいね…」
      意味が解らなかったのを覚えてる。その言葉に疑問を抱く前に、彼女は名前を聞いてきた。名前が無い。と答えると、彼女は少し、驚いていた。
      ???「私と同じなのね。人間扱いされてた?」
      …今、思うと凄い言われようだけど。事実、そうだ。物心ついた時には、売られ回されていて最後にこの部屋にいる事を話すと
      ???「名前。私が着けなきゃいけないのかしら?」と、聞いてきた。少し考えて、あなたが私の持ち主なのか、聞いた。彼女は、また驚いて、
      ???「……私は。どうも、そういう事みたい。」
      と呟いていた。


      それから、彼女から説明を受け、日々を過ごす。身体能力向上の為のカリキュラム。言葉や武器の取扱い。薬物学。医療。実践訓練では、施設の他の子供も会えたが、さして、関心も無い。銃口を向け合うのだから。
      ???「はい。良く出来ました。ブルー♪」姉さんが私の頭を撫でてくれる。抱きしめられると、今まで震えていた体は嘘みたいに落ち着いた。
      姉「…さて。次は何をしたら、いい?」感情の無い音色の声に
      ブルー「…死体の。隠蔽。」教えられた通りに答え、同じ施設で育てられたであろうソレを
      姉「まだ、1人でやるのが怖いなら…一緒にやりましょうか。」ブルー「…うん!」嬉しそうに姉さんと『作業』した。

      ブルー。青い瞳が綺麗だから、と私はその名前を姉さんに着けて貰った。名前の無い彼女は、姉さんと呼ぶように。と、彼女本人が希望した。何年か、経って。実践訓練で不適格とされた標的を始末出来るようになる頃には、私は姉さんの言う事なら何でも出来るように教育されていた。

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