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    • 2014/4/29 15:08
    • EX 3 デット イズ リヴァイブ.3
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    • ジャス「…そうか。思い出せそうか。」
      マリア「ええ。思い出したら、どうしようか。私がこの研究所に居候する理由がなくなるわね。」機械の体を与えられ、目覚めたら記憶を失っていた。この口数の少ないガッシリとした体格の研究者は、
      ジャス「…では。うちで住み込みで働いて返して貰うか。その機械体の代金分。サイボーグで1人で生きていくのは、難しいからな。」新開発の戦闘用サイボーグボディの試験者として雇った。と言うより、蘇生した機械体の代金が払えなかったから、働く事になった。紛争地帯で稼いだ報酬とデータでそれは、返済したが。
      返済後も、この研究所を離れなかった。行き場も帰る場所も、無かったから。でも、記憶さえ、取り戻せれば…
      マリア「今まで、世話になったわね。」横たわった私は、彼に礼を言う。今は、私の機械体のチェック中。記憶が完全に戻れば、この光景も見納めかもしれない。
      ジャス「…これからも。じゃないのか?機械体の整備には、寄ってくれ。」カチャカチャカチャッ。目をディスプレイに離さないまま、コンソールに指を走らせ、何時もと変わらず、無愛想に返してきた。
      マリア「…御礼に、抱かれてあげよっか?」
      ジャス「黙れ!はしたない。…君達は、変わらないな…」小さく嘆息したのが聞こえた。
      マリア「君達?…誰の事?」カチャカチャカチャ、カチャッカチャカチャ…
      彼は、答えなかった。まさか、02の事では、ないだろう。あの子は、真面目な子だ。
      ジャス「終わったぞ。」カシャン。拘束器が外れ、私は診療台から身を起こした。軽く、腕伸びをする。
      マリア「でも、最近の技術は、進んでるのね。よく見なきゃ、サイボーグと生身は、分からないくらいだもの。」ジャス「…そうだな。」
      マリア「じゃ。部屋で02に解析して貰ってくるわ。」部屋を出る時に、
      ジャス「じゃあな。」と。彼は、軽く手を上げて会釈した。珍しい。何時も、こちらを見ずコンソールを叩きながら言っていたのに。そんな事を思いつつ、部屋に向かった。


      ジャス「意識が目覚めれば、ゲームオーバーだな。細工は、したが…」コンソールを叩き。床から戦闘用サイボーグボディを出して診療台に移した。スタンバイ状態にしておく。結末は、どうなるか。 あの神姫は、どうなるか。クロノスは、どうするのか。私の目的は、特に無い。だが…
      ジャス「悪い関係じゃなかった。」それだけは、本心だ。

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