あきひさんとモバ友になろう!
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- 2014/1/23 2:25
- EX 3 デット イズ リヴァイブ.2
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- ライドオンギアを被り。02と繋がる。手の感覚、視覚、センサーが捉える空気まで。神姫の感覚が重なっている。あ。自分とジャスがいた。
02「私がマスターを操作する事はありましたが…。マスターが私を操作するのは、コレが初めてですね。」自分の口…もとい。02が喋る。今なら、分かる(読める)。私を気楽にさせようと、振る舞う思いが。
マリア「02。……私の、画像を、見せて。」目を瞑り、真っ暗になる。浮かぶのは、絵だ。黒の服。右手に銃。刃物が太腿のサックに納…め…た、?…何、アレ。顔が……塗り潰されてる。真っ黒に。マジックペンで書いたような、線引き…。
02「コレが。偽物です」自分の口が自分の耳に(ライドオン中の自分のか02のか、既に分からない)言ってる事に戸惑った。でも、それより。
マリア「いや…でも…私が見た時は…こんなのじゃ…」
02「音声データと組み合わせれば、こうなります。」……呪詛のような繰り返しの声。頭が重くなったが。それでも、顔は黒塗りのまま。
02「痛覚データ、3秒。出します。」途端に、顔がよく見えなくなった。目眩が顔を歪めて、黒塗りの顔だと分からなくなった。
02「上書きの暗示です。忘却ではないのが、引っ掛かりますね…この人の記憶を消すと不都合で、思い出すと自害する……どういう意図なのでしょう?」02が首を傾げる。自分の首まで傾げたかは、目を瞑ったまま画像を見てるので 分からない。しかし、画像を見て、思い出し始めた…
マリア「この人は…私の姉さん…施設で私の教育を行った、私の…大切な………」頭ガ、ボウットスル。機械ミタイニ、心ガ、冷タクナッテイク。ダッテ、私ト、姉サンハ。
02「マスター?」02の声で、ハッとした。何か、遠くに引っ張られたような。
マリア「なぁに?02」02「記憶解析。どう致しますか?私の暗示を解く領域は、ココでは無いようです。凍結して、保存が効いた領域には、私の暗示が入らなかったのでしょう。私は違う領域を探査したいのですが…」こちらの意思を尊重する。と言うのと。痛みを伴う記憶は思い出さない方がよいのでは?と気遣い、02は言葉を切った。私は
マリア「02。この記憶を解析して。私は誰なのか、分かりたい。」終わりに向かって進むのを選んでしまった…
- ライドオンギアを被り。02と繋がる。手の感覚、視覚、センサーが捉える空気まで。神姫の感覚が重なっている。あ。自分とジャスがいた。