痙攣したトキさんとモバ友になろう!
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- 2011/5/24 13:06
- 花山天皇の出家-訳④
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- などと約束をされながら、だましていらっしゃったとは、本当に恐ろしい事でございます。
粟田殿の父東三条殿は
「万一にも我が子が出家しはしないか」
と気がかりに思うあまり、思慮分別があり、このような時にふさわしい者達、まただれそれと言う有名な源氏の武者達を護衛に付けられたのでした。この人達は、今日の町にいる間は隠れ、加茂川の堤の辺りから姿を現してお供申したのです。
寺に着いてからは
「万一にも誰か強引に粟田殿を出家させはしないか」
と一尺ばかりの刀を半抜きにしてお守り申したということです。『リンク:花山天皇の出家-訳①』
『リンク:花山天皇の出家-訳②』
『リンク:花山天皇の出家-訳③』
『リンク:花山天皇の出家-訳④』
- などと約束をされながら、だましていらっしゃったとは、本当に恐ろしい事でございます。