ちあきさんとモバ友になろう!
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- 2013/12/11 6:08
- 眠る前に見る夢を数えて
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- 私を遠く、遠く私から引き離してくれるようなひとに、恋い焦がれていた。
縁側に、忘れられた紙ヒコーキ
みたいに
いつまでもの風待ち
誰が居なくなることよりも、何より自分が恐ろしいから、いっそ未練は捨てるのだ。と、遡っても遡っても、坂の向こうはまた坂で、呼吸まで重荷になっていくのでしょう。
本当のところは、ただ全て叶えてしまいたい。願うこともない明日を平らげて、安穏と耄碌に興じていたい。
手のひら返して
さらに返せど
元通りになどなれない
欲張りな無欲を、夜明けに飼い慣らして、眠る前の夢を、飽くこともなく繰り返し、私は誰かに本当の話を伝えたくて、沢山の嘘を積み重ねながら、また眠る。
- 私を遠く、遠く私から引き離してくれるようなひとに、恋い焦がれていた。