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    • 2016/2/16 8:15
    • 親愛なるキミへ。 -第二十章-
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    •  前夜が遅かったせいか、ママは普段なら全くしないお昼寝を
      してしまった。同じように、ソファで寝てしまった、パパ。
      お兄ちゃんは、1人静かに、遊んでいた。

       ママが目を覚ましたのは、14時半。ビックリしてランチの
      用意をしつつ、パパを起こし、洗濯物を干している時に、
      事件は起こった。

      スゴイ衝撃音が鳴り響き、道を見て見たら....
      あなたがしんどうそうに、横たわった姿だった。

      ママは発狂して、トイレに入っていたパパに伝えた。ママの家の
      隣に住む、はなちゃん(小学4年生)は、終始を目撃していた
      らしい。
      お兄ちゃんは急いで階下へ、はなちゃんも降りて行った。

      ママはベランダからチャトランの姿を確認し、周囲を見渡した。
      止まることなく、何もなかったかのように、走り去る、車...。

      チャトランから少し離れて、のじこ。そして、小虎。
      もう少し離れて、クロが居た。小虎はチャトランに気付き、
      傍に寄り、そして、のじこの傍へ戻って行った。まるで、
      何かを伝えるように。

      子供達の姿を階下で確認した時、ママは
      『近づくな!』
      そう叫んだ。そして、
      『パパに任せなさい。』
      と。

      パパがチャトランの傍へ行き、
      『ばかやろう!』
      って叫んだ。その声を背に、ママはある支度を始めた。
      子供達には
      『チャトランの為に、お花を摘んで来てくれる?』
      と、伝えて。

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