姫華さんとモバ友になろう!
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- 2014/9/15 13:14
- 水の泡
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- 母が、昨日の夕方、転倒した。
病院側のミス。
故障した離床センサーマット。
私が目を離したわずかな時間の出来事。
買い物に出掛けて帰って来ると、母がベッドサイドに倒れていた。
看護師は居ない。
マットに体重がかかるとナースコールが鳴るシステム。
何故鳴らない。
この病院の質の悪さがまた明らかに。
術後、寝返りも打たせて貰えずにいた為にたったの1日で褥創を作った。
やっと褥創が改善してきたと思ったら、今度は転倒。
「どうして鳴らないんですか?」
駆け付けた新人の男性看護師に聞いた。
「ちょっと、分からないです。」
分からないじゃなくて!
私の顔付きが怖かったのか、直ぐに「上の人に相談します。」と言って部屋を出て行った。
その後、先輩看護師らしき人物が二人現れ、慌ててバイタルを測定したり、当直の医師に連絡をしたりしていた。
そこは普通の対応だと思っていたけど、何故か整形外科の医師ではなく、泌尿器科の医師が登場した。
やっぱりこの病院、変。
その医師が、「何処か痛くないですか?」と聞く。
認知症で言葉も話せない母に、淡々と聞く。
痛くても痛いと言えないんだよ!
私のイライラがピークに達する。
仕事終わりに毎日足を運び、頑張ってリハビリをしてきた。
休みの日は、毎食2時間かけて食事介助もした。
ベッドサイドに立つ練習もした。
車椅子に移る練習もした。
トイレに行く練習もした。
仕事以外の全ての時間を、母の介護に費やした。
早く、施設に戻れる様に、頑張った。
それなのに。
病院からの帰り道で、涙がポロポロとこぼれ落ちた。
さっきまで怒りがピークだったのに、病院の玄関を出て駅に向かうと、楽しそうに帰って来る人達とすれ違い、急に悲しくなった。
そっか。
世の中、連休なんだ。
何だか、不公平。
電車の中で、カップルや家族の笑い声が聞こえて、益々自分が惨めに思えて来た。
早く降りたい。
JRを降りて三ノ宮駅。
雑踏を抜けて、ポートライナー。
乗りかけて、やめた。
歩いて、帰ろう。
疲れたら、嫌でも眠れる。
充分に疲れていたけど、「水の泡」になった現状が、眠りを妨げそうだった。
また明日が来る。
手を出すまいと思っていた睡眠薬をまた手に取ってしまった。
いつからこんなに弱くなってしまったんだろう・・・。
今日は、頭が痛くてボーッとする。
何にも考えられない。
そして、また今日という1日が終わる。
明日なんて、来なかったらいいのに。
- 母が、昨日の夕方、転倒した。