七鍵守護神さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2015/4/10 9:30
- 胸騒ぎ
-
- コメント(0)
- 閲覧(11)
-
-
- 束の間の仲間との再会で何か清々しい気持ちになっていた
そして帰れば仲間との楽しい時間が必ずあると信じて日々の生活を送っていた
半年に一、二回戻り中学時代に戻ったように仲間とふざけて楽しんでいたが事件は起こった
部屋でくつろいでいると電話の呼び出しがあり哲は電話口に向かい受話器を取った
“もしも・・・”
すぐに相手の声が耳に響いた
“哲!すぐに戻ってくれ!美由紀と遼が・・・”
朋の悲痛な声から重要性は伝わった
“すぐに行く”
哲は電話を切ると外泊届けも出さずに寮を飛び出し駅へ走った
“今頃どこに行くんだ?”
突然声をかけられて目をやると一つ上の先輩が車を運転していた
“地元で急用が出来たので帰るんです”
先輩は車を停めると
“ならし運転中だから長距離歓迎だぜ!乗れよ!”
哲が行き先を伝えると嬉しそうに
“高速使って行くか!”
感謝の気持ちが溢れて言葉がでなかった
電車よりも早く着ける事は分かっているが車中では気が気ではなく会話も成り立たない
“余程心配らしいが少し落ち着いて状況判断した方がいいぞ!”
わかってはいるが哲は胸騒ぎが止まらなかった
- 束の間の仲間との再会で何か清々しい気持ちになっていた