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- 2018/9/23 19:26
- 墓
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- 「墓じまい」
自分や家族らの墓を撤去して寺などに返還する「墓じまい」の動きが相次いでいる。墓を新たにつくる希望者の約１０倍に上る地区もあり、２３日はお彼岸の中日。墓を近隣に移す「改葬」や遺骨をまとめる「合葬（がっそう）」、ビル型の納骨など、新たな弔いの方法を模索する人も増えている。
「北摂霊園」昨年度は新規の墓設置の申し込みが約３０件に対し、墓じまいの申し出１０倍近い２８６件。墓じまいはこの１０年間で、約１４００件。
遠方にある祖先の墓を近くの場所に移すなどの「改葬」約２万件も増えた。
秋田市は、「合葬墓」（１５００体分）の利用者を募集したところ、希望者が殺到。利用枠は即日、埋まった。
初期費用１万７千円以外にお金はかからず、埋葬後は管理を委託。今後、さらに１５００体分の合葬墓を整備する方針という。
東町屋駅（東京都荒川区）ビル型納骨堂「東京御廟（ごびょう）」
外観は白い５階建てビルだが、室内は仏壇が置かれて静謐（せいひつ）な雰囲気が漂う。参拝所でＩＣカードをかざすと機械が作動。扉が開き、故人の遺骨が墓石に納められた形で運ばれてくる。傍らにはデジタル写真の遺影、花も飾られていた。
町屋光明寺の大洞龍徳（おおほら・たつのり）住職（４８）
